11.5 アプリケーション用の設定

アプリケーションは、コマンドラインツールの場合と同様に、既存のプリンタキューに依存しています。通常は、特定のアプリケーション用にプリンタを再設定する必要はありません。使用可能なキューを使用して、アプリケーションから印刷できるようになっています。

コマンドラインから印刷するには、コマンドlp -d queuename filename」を入力し、queuenameおよびfilenameを対応する名前で置き換えます。

一部のアプリケーションでは、印刷処理をlpコマンドに依存しています。この場合、アプリケーションの印刷ダイアログで正しいコマンドを入力します。ただし、通常はfilenameを指定しません。たとえば、lp -d queuenameと入力します。KDEプログラムでこの処理を行うには、[Print through an external program (外部プログラムによる印刷)]を有効にします。このオプションを有効にしないと、印刷コマンドを入力できません。

xppやKDEプログラムkprinterなどのツールは、キューを選択したり、CUPS標準オプションとPPDファイルを介して使用可能になるプリンタ固有オプションの両方を設定するための、グラフィカルなインタフェースを提供します。kprinterは、KDE以外のアプリケーションの印刷ダイアログでkprinterまたはkprinter --stdinを印刷コマンドとして指定すると、そのようなアプリケーションの標準印刷インタフェースとして使用できます。これら2つのコマンドのどちらが選択されるかは、アプリケーション自身の動作によって決定されます。設定が適切であれば、アプリケーションから印刷ジョブが発行されると、アプリケーションはkprinterのダイアログを表示します。このダイアログを使用してキューを選択し、他の印刷オプションを設定できます。この場合、アプリケーション自身の印刷設定がkprinterの印刷設定と競合が発生せず、kprinterが使用可能になった後で、印刷オプションの変更がkprinterによってのみ行われる必要があります。