1.2 Writerによる文書作成

図 1.1 OpenOffice.org Writer

OpenOffice.org Writer

新しい文書を作成するには、次の2つの方法があります。最初から文書を作成する場合は、[ファイル]、+[新規]、+[文書ドキュメント]の順に選択します。作成する文書に標準形式や定義済みの形式を使用する場合は、ウィザードを使用します。ウィザードは小さなユーティリティで、基本的な決定を行うと、テンプレートからレディメードの文書が作成されます。たとえば、ビジネスレターを作成する場合は、[ファイル]、+[ウィザード]、+[レター]の順に選択します。ウィザードのダイアログを使用すれば、標準書式を使用する基本文書を簡単に作成できます。ウィザードのダイアログのサンプルは、図 1.2. 「OpenOffice.orgウィザード」 (↑アプリケーション)にあります。

図 1.2 OpenOffice.orgウィザード

OpenOffice.orgウィザード

必要に応じて文書ウィンドウにテキストを入力します。[書式設定]ツールバーまたは[書式]メニューを使用して文書の外観を調整します。[ファイル]メニューまたはツールバーの該当するボタンを使用して、文書を印刷または保存します。[挿入]メニューのオプションを使用すれば、文書にテーブル、画像、図などの項目を追加できます。

1.2.1 テキストの選択

テキストを選択するには、選択領域の開始位置をクリックし、マウスボタンを押したままカーソルを範囲の終了位置まで移動します(選択対象は、文字、線、または段落全体です)。目的の範囲のテキストを選択したらボタンを放します。選択している間、テキストが反転色で表示されます。選択領域を右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。コンテキストメニューを使用すれば、フォント、フォントスタイル、およびその他のテキストプロパティを変更できます。

選択したテキストは、クリップボードに切り取りまたはコピーできます。切り取りまたはコピーされたテキストは、文書内の別の位置に貼り付けることができます。コンテキストメニュー、[編集]、または対応するツールバーアイコンを使用すれば、これらの機能にアクセスできます。

1.2.2 大きな文書内の移動

ナビゲータには、文書の内容についての情報が表示されます。また、ナビゲータでは、含まれているさまざまな要素にすばやくジャンプすることができます。たとえば、ナビゲータを使用して、すべての章を概観したり、文書に含まれているイメージのリストを表示したりすることができます。ナビゲータを開くには、[編集]+[ナビゲータ]の順に選択するか、F5を押します。図 1.3. 「Writerで動作するナビゲータ」 (↑アプリケーション)に、動作中のナビゲータを示します。Navigatorに表示される要素は、Writerにロードされている文書によって異なります。

図 1.3 Writerで動作するナビゲータ

Writerで動作するナビゲータ

1.2.3 スタイルによる書式設定

[書式]、+[スタイルと書式設定]の順に選択して開くダイアログを使用すれば、さまざまな方法でテキストを書式設定できます。このダイアログの最下部にあるドロップダウンリストを[自動]に設定すると、OpenOffice.orgは、実行中のタスクに関連するスタイルだけを選択肢として表示します。[すべてのスタイル]を選択すると、現在アクティブなグループで利用できるすべてのスタイルが表示されます。上部のボタンでグループを選択します。

この方法によるテキストの書式設定は、ソフト書式設定と呼ばれ、テキストは間接的に書式設定されます。代わりに、スタイルが適用されます。スタイルは簡単に変更でき、それによって、スタイルが割り当てられているすべてのテキストの書式が自動的に変更されます。

段落にスタイルを割り当てるには、使用するスタイルを選択し、[スタイルと書式設定]の水やりモードのアイコンをクリックします。次に、スタイルを割り当てる段落をクリックします。スタイルの割り当てを解除するには、Escを押すか、または水やりモードのアイコンを再びクリックします。

[書式]メニューまたはツールバーを使用して段落または文字を書式設定すれば、独自のスタイルを簡単に作成できます。スタイルをコピーする書式設定された部分を選択します。次に、[スタイルと書式設定]のバケツの右のボタンをクリックしてボタンを押した状態にし、表示されるメニューから[選択スタイルから新規作成]を選択します。スタイルの名前を入力し、[OK]をクリックします。このスタイルを他のテキストに適用することもできます。

スタイルの詳細を変更するには、それをリストで選択し、右クリックしてメニューから[変更]を選択します。これにより、利用可能な書式プロパティを示すダイアログが表示され、書式を変更することができます。