24.2 ネットワークでのxntp構成

ネットワーク内のタイムサーバを使用するには、serverパラメータを設定するのが最も簡単です。たとえば、ネットワークからntp.example.comという名前のタイムサーバに到達できる場合は、server ntp.example.comという行を追加して、ファイル/etc/ntp.confにこのサーバ名を追加します。別のタイムサーバを追加するには、別の行にキーワードの「server」を挿入します。rcntpd startコマンドでxntpdを初期化すると、アプリケーションは時計が安定するまで1時間待機し、ドリフトファイルを作成してローカルコンピュータのクロックを修正します。ドリフトファイルを用いることで、バードウェアクロックの定誤差はコンピュータの電源が入った時点で、すぐに算出されます。修正はすぐに反映されるため、システム時刻がより安定します。

クライアントとしてNTPメカニズムを使用する方法が2つあります。1つ目はクライアントが定期的に既知のサーバに対し、時刻を照会する方法です。クライアント数が多い場合、この方法はサーバの過負荷を引き起こす可能性があります。2つ目は、ネットワークでブロードキャストを行う時刻サーバから送信されるNTPブロードキャストを、クライアントが待機する方法です。この方法には不利な面があります。サーバの精度が不明なこと、そしてサーバから送信される情報が誤っていた場合、深刻な問題が発生する可能性があることです。

ブロードキャスト経由で時刻を取得する場合、サーバ名は必要ではありません。この場合は、設定ファイル/etc/ntp.confに行broadcastclientを記述します。1つ以上の信頼された時刻サーバのみを使用するには、serversで始まる行にサーバの名前を記述します。