12.6 トラブルシューティング

電話をかけようとしましたが、接続を確立することができません。

通話に失敗する理由としては、いくつかの事柄が考えられます。

インターネットへの接続が切れています。

Liphoneは通話を中継するためにインターネットを使用するので、コンピュータがインターネットに正しく接続されていて、設定されているかどうか確認してください。これは、ブラウザでWebページを表示できるかどうか試してみれば、簡単にわかります。インターネット接続が正しい場合には、相手側が連絡可能でないのかもしれません。

電話をかけようとした相手に連絡できません。

相手が会話を拒否している場合には、接続することはできません。こちらから電話をかけようとしたときに、相手のマシン上でLinphoneが実行されていない場合には、接続することはできません。相手のインターネット接続が切れている場合には、接続することはできません。

電話をかけてつながったようですが、何も聞こえません。

まず、サウンドデバイスが正しく設定されているかどうか確認してください。そのためには、メディアプレーヤなど、サウンド出力を使う他のアプリケーションを起動してみます。Linphoneに、このデバイスを開くためのパーミッションが与えられているかどうか確認してください。リソースの競合を避けるため、サウンドデバイスを使う他のすべてのプログラムを閉じてください。

上でチェックした点がすべて正常なのに、やはり何も聞こえない場合には、[サウンド]タブで受話音量を上げてください。

両方の側のサウンドが奇妙に歪んでいます。

[設定]、+[ネットワーク]の順に選択し、[RTPのプロパティ]で、音声パッケージの遅れを補正するために、ジッタバッファを調整してみてください。その場合には、レイテンシが大きくなることに注意してください。

DTMFが動作しません。

DTMFパッドを使ってボイスメールをチェックしようとしたのに、接続が確立されませんでした。DTMFデータの伝送には3種類のプロトコルが使われていますが、Linphoneがサポートしているのは2種類だけです(SIP INFOおよびRTP rfc2833)。プロバイダがこれらのいずれかをサポートしているかどうかチェックしてください。Linphoneが使用するデフォルトのプロトコルはrfc2833ですが、これでうまく行かないようなら、[設定]、+[ネットワーク]、+[Other]の順に選択して、プロトコルをSIP INFOに設定してください。どちらのプロトコルでも動作しない場合には、LinphoneでDTMF伝送を行うことはできません。