9.5 ブートCDの作成

ブートマネージャを使用してシステムをブートできない場合、またはハードディスクやフロッピーディスクのMBRにブートマネージャをインストールできない場合は、Linuxに必要なすべての起動ファイルを使用してブート可能CDを作成することもできます。そのためには、システムにCDライタがインストールされている必要があります。

では、stage2_eltoritoという特殊形式のstage2とカスタマイズされたmenu.lst (オプション)を使用するだけで、ブート可能CD-ROMを作成することができます。従来のファイルstage1およびstage2は不要です。

手順 9.7 ブートCDの作成

  1. 以下のように、ISOイメージの作成先ディレクトリを作成します。

    cd /tmp
    mkdir iso
       
  2. GRUB用のサブディレクトリを作成します。

    mkdir -p iso/boot/grub
  3. カーネル、stage2_eltoritoinitrdmenu.lstおよび/boot/messageファイルをiso/boot/にコピーします。

    cp /boot/vmlinuz iso/boot/
    cp /boot/initrd iso/boot/
    cp /boot/message iso/boot/
    cp /boot/grub/menu.lst iso/boot/grub
       
  4. CD-ROMデバイスを指すようにiso/boot/menu.lstのパスエントリを調整します。そのためには、パス名に(hd*)形式で表示されるハードディスクのデバイス名を、CD-ROMドライブのデバイス名(cd)で置き換えます。

    gfxmenu (cd)/boot/message
    timeout 8
    default 0
    
    title Linux
       kernel (cd)/boot/vmlinuz root=/dev/hda5 vga=794 resume=/dev/hda1 \
       splash=verbose showopts
       initrd (cd)/boot/initrd
       
  5. 次のコマンドでISOイメージを作成します。

    mkisofs -R -b boot/grub/stage2_eltorito -no-emul-boot \
    -boot-load-size 4 -boot-info-table -o grub.iso iso
       
  6. 好みのユーティリティを使用して、生成されたファイルgrub.isoをCDに書き込みます。