13.3 サポートされている他のいくつかのファイルシステム

表 13.1. 「Linux環境でのファイルシステムのタイプ」は、Linuxがサポートしている他のいくつかのファイルシステムを要約したものです。これらは主に、他の種類のメディアや外部オペレーティングシステムとの互換性およびデータの相互交換を保証することを目的としてサポートされています。

表 13.1 Linux環境でのファイルシステムのタイプ

cramfs

Compressed ROM file system (圧縮ROMファイルシステム): ROM用に圧縮された読み込み専用ファイルシステムです。

hpfs

High Performance File System (ハイパフォーマンスファイルシステム): IBM OS/2の標準ファイルシステムです。読み取り専用モードでサポートされています。

iso9660

CD-ROMの標準ファイルシステム。

minix

このファイルシステムは、オペレーティングシステムに関する学術的なプロジェクトを起源とするもので、Linuxで最初に使用されたファイルシステムです。現在では、フロッピーディスク用のファイルシステムとして使用されています。

msdos

fat、つまり当初はDOSで使用されていたファイルシステムであり、現在はさまざまなオペレーティングシステムで使用されています。

ncpfs

Novellのボリュームをネットワーク経由でマウントするためのファイルシステム。

nfs

Network File System (ネットワークファイルシステム): この場合、ネットワーク内にある任意のコンピュータにデータを格納でき、ネットワーク経由でアクセスを許可できるファイルシステムを指します。

smbfs

Server Message Block (サーバメッセージブロック): Windowsのような製品が、ネットワーク経由でのファイルアクセスを可能にする目的で採用しています。

sysv

SCO UNIX、Xenix、およびCoherent (PC用の商用UNIXシステム)が採用。

ufs

BSD、SunOS、およびNeXTstepが採用。読み取り専用モードでサポートされています。

umsdos

UNIX on MSDOS (MSDOS上のUNIX):通常のfatファイルシステムに対して適用されるもので、特別なファイルを作成することにより、UNIXの機能(パーミッション、リンク、長いファイル名)を実現します。

vfat

Virtual FAT (仮想FAT):fatファイルシステムを拡張したものです(長いファイル名をサポートします)。

ntfs

Windows NT file system (Windows NTファイルシステム)、読み取り専用です。