13.5 テキストとファイルの暗号化

KGpgを使用して、テキスト、またはクリップボードの内容を暗号化することもできます。錠前のアイコンを右クリックすると、[クリップボードを暗号化]および[クリップボードを復号化]の各オプションや、内蔵エディタを開くためのオプションが表示されます。

13.5.1 クリップボードの暗号化と復号化

クリップボードへコピーしたファイルは、数回のクリックで簡単に暗号化できます。[KGpg]錠前アイコンを右クリックすると、メニューが表示されます。このメニューから、[クリップボードを暗号化]を選択し、使用する鍵を指定します。暗号化の手順に関するステータスメッセージがデスクトップ上に表示されます。必要に応じて、この時点で、暗号化済みの内容をクリップボードから取得し、処理を進めることができます。クリップボードの内容を復号化する作業も簡単です。同じように、[KGpg]アイコンを右クリックしてメニューを表示し、[クリップボードを復号化]を選択し、自分の秘密鍵に関連付けられているパスワードを入力します。この時点で、利用可能な復号化済みのバージョンが、クリップボード内、およびKGpgのエディタ内にあります。

13.5.2 ドラッグ&ドロップによる暗号化と復号化

ファイルを暗号化または復号化するには、デスクトップまたはファイルマネージャ内でそのファイルのアイコンをクリックし、パネル内にある錠前までそれらをドラッグし、そこでそのアイコンをドロップします。そのファイルがまだ暗号化されていない場合、KGpgは、どの鍵を使用するのか問い合わせてきます。ユーザが鍵を選択した時点で、そのファイルは暗号化されます。他のメッセージは表示されません。ファイルマネージャ内では、暗号化済みのファイルは、.ascというサフィックス(接尾辞)付きで表示され、錠前のアイコンも付いています。それらのファイルを復号化するには、ファイルのアイコンをクリックし、パネル内にあるKGpgのシンボルまでドラッグし、そこでそのアイコンをドロップします。元のファイル名が既に存在する場合は、ファイル名の付け方または上書きするかどうかを確認するダイアログボックスが開きます。

13.5.3 KGpgのエディタ

暗号化する目的で、外部エディタの中で内容を作成し、上記の方法のいずれかを使用してファイルを暗号化する代わりに、KGpgの内蔵エディタを使用してファイルを作成することができます。エディタを開き(コンテキストメニューから[エディタを開く]を選択します)、必要なテキストを入力し、[暗号化]をクリックします。次に、使用する鍵を選択し、暗号化の手順を完了させます。ファイルを復号化するには、[復号化]を使用し、秘密鍵に関連付けられているパスワードを入力します。

ドキュメントの署名の生成と確認は、エディタから直接暗号化するのと同様に簡単です。ファイルマネージャでファイルを選択し、クリップボードにコピーします。パネルで錠前アイコンを右クリックし、[Sign/Verify Clipboard]を選択します。次に、使用する秘密鍵を選択し、それに関連付けられているパスワードを入力します。KGpgから、署名の生成に成功したことが通知されます。単純に[署名 / 確認]をクリックする方法で、エディタからファイルに署名することもできます。署名済みのファイルを確認するには、[ファイル]+[エディタを開く]の順に選択して、エディタで確認するファイルをロードし、[署名/確認]をクリックします。