5.5 アプリケーションでのACLサポート

ACLを使用すれば、最新のアプリケーションの要件を満たす非常に複雑なパーミッションシナリオを実現できます。従来のパーミッション概念とACLは、洗練された方法で組み合わせることができます。基本的なファイルコマンド(cpmvlsなど)では、ACLをサポートします。SambaおよびKonquerorでも同様です。

残念ながら、多くのエディタやファイルマネージャでは、依然としてACLをサポートしていません。たとえば、Emacsでファイルをコピーすると、ファイルのACLは失われます。エディタでファイルを変更すると、使用するエディタのバックアップモードによっては、ファイルのACLが維持されるときもあれば、維持されないときもあります。エディタが元のファイルに変更を書き込む場合、アクセスACLは維持されます。エディタで更新内容を新しいファイルに保存し、そのファイルの名前を後で古いファイル名に変更しても、ACLは失われるおそれがあります。ただし、エディタがACLをサポートしている場合は除きます。starアーカイバ以外に、ACLを維持するバックアップアプリケーションは現在ありません。