第22章 NFS共有ファイルシステム

目次

22.1. YaSTによるファイルシステムのインポート
22.2. ファイルシステムの手動インポート
22.3. YaSTによるファイルシステムのエクスポート
22.4. ファイルシステムの手動エクスポート
22.5. 関連情報

概要

第21章 NISの使用で説明したように、NFSをNISと連係して使用すると、ネットワークをユーザにとって透過的にすることができます。NFSでは、ネットワーク経由でファイルシステムを分散できます。ユーザはどの端末からログインしても、常に、同じ環境で作業できます。

NIS同様、NFSはクライアント - サーバシステムです。ファイルシステムをネットワーク経由で提供し(エクスポート)、同時に他のホストからファイルシステムをマウントする(インポート)ことができます。

[Important]DNSの必要性

原則として、すべてのエクスポートはIPアドレスのみを使用して実行できます。ただし、タイムアウトを回避するために、実際に動作するDNSシステムを用意しておく必要があります。mountdデーモンは逆引きを行うため、少なくともログ目的にはDNSが必要です。


22.1 YaSTによるファイルシステムのインポート

適切な権限があれば、NFSディレクトリをNFSサーバから自分のファイルツリーにマウントできます。これには、YaSTの[NFSクライアント]モジュールを使用するのが最も簡単です。NFSサーバのホスト名、インポートするディレクトリ、およびこのディレクトリをマウントするマウントポイントを入力するだけです。この操作はすべて、最初のダイアログボックスで [追加] をクリックした後に行います。[Open Port in Firewall]をクリックしてファイアウォールを開き、リモートコンピュータからサービスにアクセスすることを許可します。チェックボックスの下には、ファイアウォールのステータスが表示されます。[OK] をクリックして、変更内容を保存します。図 22.1. 「YaSTによるNFSクライアント設定」を参照してください。

図 22.1 YaSTによるNFSクライアント設定

YaSTによるNFSクライアント設定