第2章 Evolution:電子メールとカレンダのプログラム

目次

2.1. Evolutionの概要
2.2. メール
2.3. 連絡先
2.4. カレンダ
2.5. ハンドヘルドとのデータの同期
2.6. EvolutionとGroupWiseユーザ
2.7. 関連資料

概要

Evolutionは、通常の電子メール機能のほかに、タスクリストやカレンダのような拡張機能も備えたグループウェアスイートです。このアプリケーションには、完成度の高いアドレス帳も用意されていて、連絡先情報を、vCard形式で他のユーザに送信することもできます。

メニューからEvolutionを起動するか、Alt-F2を押して「evolution」と入力します。初めて起動した場合、Evolution設定アシスタントが起動されます。使用方法については、2.2.2項 「アカウントの設定」 (↑アプリケーション)を参照してください。

[Important]Microsoft Exchangeアカウント

EvolutionをMicrosoft Exchangeと連携させるには、ximian-connectorパッケージのインストールが必要です。このパッケージをYaSTを使用してインストールします。


2.1 Evolutionの概要

デフォルトのウィンドウビューを、図 2.1. 「Evolutionウィンドウでのメール表示」 (↑アプリケーション)に示します。使用可能なメニュー、メニュー項目、およびツールバー内のアイコンは、使用中のコンポーネントごとに異なります。左側にあるフレームを使用すると、右側のフレーム内に表示される情報を選択できます([メール][連絡先][カレンダ]など)。フレームのサイズは、境界線をドラッグして調整できます。

図 2.1 Evolutionウィンドウでのメール表示

Evolutionウィンドウでのメール表示

2.1.1 メール

このビューでは、ウィンドウの上側に現在のフォルダの内容を表示します。下側は、選択されているメールメッセージを表示するプレビューペインです。別なフォルダを表示するには、左側のフレームのフォルダのリストからフォルダを選択します。

フォルダ内のメッセージを検索するには、検索バーを使用します。メッセージをテーブルのヘッダでソートするには、希望するヘッダをクリックします([To][Subject][Date])。右側の矢印は、そのコラムが昇順と降順のどちらでソートされているかを示しています。メッセージが希望する順序でソートされるまで、コラムのヘッダをクリックしてください。

2.1.2 連絡先

このビューでは、アドレス帳の中にあるすべての連絡先を表示します。特定の連絡先を検索するには、検索バーを使用するか、連絡先のラストネームのうち、最初の文字の表示より右にあるボタンをクリックします。連絡先またはリストを追加するには、ツールバーを使用します。

2.1.3 カレンダ

初期設定表示では、現在の日付に関する1日の表示があり、それより右に月とタスクリストを示す追加のペインがあります。ツールバーまたは[表示]メニューを使用して、週、営業日を示す週、または月単位の表示を利用することもできます。検索バーでは、カレンダに入力された予定を検索することができます。予定とタスクを追加するには、ツールバー内のボタンを使用します。カレンダのページ間で移動する場合や、特定の日付に移動する場合も、ツールバーを使用します。

2.1.4 タスク

[タスク]は、タスクリストを表示します。タスクを選択すると、その詳細がウィンドウの下側に表示されます。新しいタスクを追加するには、[ファイル]+[新規作成]+[タスク]の順に選択します。タスクを検索するには、検索バーを使用します。タスクを他のユーザに割り当てるには、目的のタスクを右クリックして[タスクの割り当て]を選択します。タスクに期日や実行状況などの詳細を追加するには、[開く]を使用します。