17.3 xmによるXenドメインの開始および制御

Xenは、新規に起動したゲストドメインの要件を満たすようにドメイン-0のメモリ量を自動的に減らします。十分なメモリがない場合は、ゲストは開始されません。freeコマンドを使用して、ドメイン-0の空きメモリ量を常に確認できます。

コンソールを切り離したり、再度接続したりすることは、他のターミナルからいつでもできます。切り離すには、Ctrl-]を使用します。再度接続するには、まず必要なゲストのIDを、xm listで確認し、そのIDに、xm console IDで接続します。

Xenのxmツールには、使用可能なパラメータが多く存在します。xm helpと入力すると、簡単な説明の付いたリストが表示されます。 表 17.1. 「xmコマンド」には、まず手始めとして、いくつかの最重要コマンドが説明してあります

表 17.1 xmコマンド

xm help

xmツールで使用可能なコマンドのリストを一覧表示します。

xm console ID

ゲストの最初のコンソール(tty1)に、ID IDで接続します。

xm mem-set ID Mem

ID IDのドメインのメモリサイズを、Mem(MB単位)に設定します。

xm create domname [-c]

設定ファイルdomnameを使用してドメインを開始します。オプションの-cを使用すると、現在のターミナルを新規ゲストの最初のttyにリンクします。

xm shutdown ID

ID IDのゲストを通常どおりにシャットダウンします。

xm destroy ID

ID IDのゲストをただちに強制終了します。

xm list

稼動中のすべてのドメインのリストを、それぞれのID、メモリ、およびCPU時間の値とともに一覧表示します。

xm info

CPUおよびメモリの情報を含む、Xenホストに関する情報を表示します。