7.8 コンピュータ上のファイルの検索

[場所]メニューの[Search for File]を使用すると、任意の数の検索条件を使用して、コンピュータ上のファイルを検索することができます。また、ターミナルウィンドウでgnome-search-toolコマンドを入力して、[Search for Files]ダイアログボックスを開くこともできます。

図 7.6 [Search for Files]ダイアログボックス

[Search for Files]ダイアログボックス

[Search for Files]では、find、grep、locateといったUNIXコマンドを使用し、すべての検索で大文字小文字が区別されます。

7.8.1 基本的な検索の実行

  1. [場所]+[Search for Files]の順にクリックします。

  2. [Name Contains]に検索するテキストを入力します。次の表に示すように、検索するテキストにはファイル名またはファイル名の一部を使用でき、ワイルドカードと共に使用することも、ワイルドカードなしで使用することもできます。

    検索するテキスト

    結果

    完全なファイル名またはファイル名の一部

    myfile.txt

    ファイル名に「myfile.txt」を含むすべてのファイルを検索します。

    ファイル名の一部にワイルドカード(* [ ])を組み合わせた場合

    *.[ch]

    .cまたは.hの拡張子が付いたすべてのファイルを検索します。

  3. [Look in Folder]に、検索を開始するディレクトリへのパスを入力します。

  4. [Find]をクリックします。

[Search for Files]では、指定したディレクトリおよびそのディレクトリのサブディレクトリで検索が行われ、[Search Results]リストに検索結果が表示されます。検索条件に一致するファイルが見つからない場合は、アプリケーションによってリストに[No files found]というメッセージが表示されます。

7.8.2 検索オプションの追加

ファイルの内容、日付、所有者、またはファイルサイズを基準にして検索を行うには、[Show More Options]を使用します。

  1. [場所]+[Search for Files]の順にクリックします。

  2. [Name Contains]に検索するテキストを入力します。

  3. [Look in Folder]に、検索を開始するディレクトリへのパスを入力します。

  4. [Show More Options]をクリックし、[Available Options]をクリックします。

  5. 適用する検索オプションを選択し、[追加]をクリックします。使用可能なオプションは次のとおりです。

    オプション

    説明

    Contains the Text

    ファイル名を基準にしてファイルを検索します。表示されたフィールドに、ワイルドカードを使用して、完全なファイル名またはファイル名の一部を入力します。任意の数の文字を示すには、アスタリスク(*)を使用します。1文字を示すには、疑問符(?)を使用します。検索では大文字小文字が区別されます。

    Date Modified Less Than

    指定した期間中(日数)に変更されたファイルを検索します。

    Date Modified More Than

    指定した期間(日数)より前に変更されたファイルを検索します。

    Size At Least

    指定したサイズ(キロバイト単位)以上のファイルを検索します。

    Size At Most

    指定したサイズ(キロバイト単位)以下のファイルを検索します。

    File is Empty

    空のファイルを検索します。

    Owned By User

    指定したユーザが所有するファイルを検索します。

    Owned By Group

    指定したグループが所有するファイルを検索します。

    Owner is Unrecognized

    システムにとって不明なユーザまたはグループが所有するファイルを検索します。

    Name Does Not Contain

    入力した文字列が含まれていないファイル名を検索します。表示されたフィールドに、ワイルドカードを使用して、完全なファイル名またはファイル名の一部を入力します。任意の数の文字を示すには、アスタリスク(*)を使用します。1文字を示すには、疑問符(?)を使用します。検索では大文字小文字が区別されます。

    Name Matches Regular Expression

    ディレクトリパスまたはファイル名に指定した正規表現を含むファイルを検索します。正規表現とは、検索パターンを指定するのに使用される特殊なテキスト文字列です。詳細については、http://www.regular-expressions.infoを参照してください。

    Show Hidden and Backup Files

    隠しファイルおよびバックアップファイルを検索対象に含めます。

    Follow Symbolic Links

    ファイルの検索時にシンボリックリンクをたどります。

    Include Other Filesystems

    開始ディレクトリとは異なるファイルシステム内のディレクトリで検索します。

  6. 検索オプションに必要な検索情報を指定します。

  7. 適用する検索オプションごとに、ステップ 5およびステップ 6を繰り返します。現在の検索から検索オプションを削除するには、オプションの隣にある[削除]ボタンをクリックします。

  8. [Find]をクリックします。

7.8.3 [Search Results]リストの使用

[Search Results]リストを使用すると、検索中に見つかったファイルをオープンまたは削除したり、検索結果をファイルに保存することができます。

図 7.7 [Search Results]リスト

[Search Results]リスト

リストに表示されたファイルを開くには、ファイルを右クリックして[Open]をクリックするか、ファイルをダブルクリックします。[Search Results]リストに表示されたファイルを含むフォルダを開くには、ファイルを右クリックし、[Open Folder]をクリックします。[Search Results]リストに表示されたファイルを削除するには、ファイルを右クリックし、[ごみ箱へ移動]をクリックします。

[Search for Files]で直前に実行した検索の結果を保存するには、[Search Results]リスト内の任意の場所をクリックし、[Save Results As]をクリックします。結果を保存するファイルの名前を入力し、[保存]をクリックします。

7.8.4 クイックサーチの無効化

デフォルトでは、[Search for Files]では、locateコマンドを使用して検索の高速化が試みられます。locateは、インデックス処理およびファイルの迅速な検索を行うための安全な方法です。locateはファイルインデックスに依存するため、結果が最新ではない場合があります。クイックサーチを無効にするには、ターミナルウィンドウから次のコマンドを実行します。

gconftool-2 --type=bool --set /apps/gnome-search-tool/disable/quick/search
    1

locateの詳細については、10.1.4項 「locate コマンド」 (↑リファレンス)を参照してください。